[レポート]Enterprise DevOps: 有効なパターン #reinvent #ENT311

[レポート]Enterprise DevOps: 有効なパターン #reinvent #ENT311

Clock Icon2018.11.27

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コンニチハ、千葉です。

最近エンプラ系要素多めなので、エンプラ系セッションメインで参加しています。ってことで、エンタープライズにおけるDevOpsに関するセッションレポートをお届けします!

概要

以下、公式Descriptionのサマリー(和訳したもの)です。

DevOpsは、企業が革新のスピードを上げるのを助ける強力な動きです。しかし、多くの大企業では、既存のITプロセスとの競合(現実的かつ認識されている)のために、DevOpsを大規模に実装しようとしています。 Enterprise DevOpsは、従来のIT運用プロセスのガバナンス、セキュリティ、およびコンプライアンスコントロールを使用して、最新の開発プロセスからスピードと俊敏性をコンバージェンスします。このセッションでは、包括、常識、継続的な改善の文化を構築することで、組織内にエンタープライズ開発運用を実装する方法を学びます。また、ビジネス全体の主題専門家の知識を自動デベロッパーガードレールに組み込んで、「効率パターン」と呼ばれる肯定的なフィードバックループを作成する方法も学びます。このセッションでは、ITリーダーだけでなく、財務、コンプライアンス、セキュリティ部門にも実践的なアドバイスを提供しています。

スピーカー

  • Michael Eshoo - Senior Manager, AMS Customer Onboarding, AWS
  • Ajit Zadgaonkar - Head - Global DevOps Specialty Practice, AWS Professional Services
  • Steve Day - EGM Infrastructure, Cloud & Workplace, National Australia Bank
  • Jason Kao - Director, Security Architecture, Fidelity Investments

レポート

DevOpsに関する議論

  • スピード、アジリティが必要
  • 優先すべきことは?
    • レガシーアプリケーション
    • 既存のプロセス
    • ガバナンス
    • コンプライアンス
    • セキュリティ
  • 神話
    • ITIL導入すればok
    • DevOps導入でガバナンスが保てる
    • DevOps = CI/CDだ
    • DevOpsはスタートアップのもの
  • エンタープライズDevOpsとは?
    • ITILとDevOpsのベストなことを活用する

Enterprise DevOpsとは?

  • 既存の運用と新しいベストプラクティスを取り入れる
  • レガシーアプリをDevOpsする
  • 統括的なカルチャーを構築する
  • インスソースの価値を想像する(アウトソースしない)
  • 間違ったDevOps
    • DevOpsが偽りの運用になる
    • DevOpsが分離されたSREチームになる
    • DevOpsには新しいチームが必要
    • DevOpsが組織を遅くする
    • DevOpsはガバナンス、セキュリティ、コンプラアンスをなくす

効果的なパターン

  1. 有効化と再現性
  2. スピードとガードレール
  3. 包括性
  4. 差別化要因に焦点を当てる
  5. ビルトイン

間違ったDevOpsに対する対応

  • DevOpsが偽りの運用になる > 学ぶ、教える、そして有効にする
  • DevOpsが分離されたSREチームになる > 権限を委譲する、責任を持たせる
  • DevOpsには新しいチームが必要 > 標準化する、パターン化する
  • DevOpsが組織を遅くする > 教える、自動化する、標準化する
  • DevOpsはガバナンス、セキュリティ、コンプラアンスをなくす > DevOpsにガバナンス、セキュリティ、コンプライアンスを組み込む

Enterpriseユースケーススタディ

National Australia Bank (abbreviated NAB, branded nab) 社のDevOps導入時のケーススタディです。

  • ガバナンス
    • 段階的にシフトさせる
  • プロセス
    • 摩擦のないプロセスにする
    • 自己管理型の環境、デリバリー環境にする
  • チーム
    • チームに責任を持たせ、実行させる
  • スキル
    • 開発スキル、クラウド対応、クラウドネイティブアプリケーションが必要
  • 知識のギャップを埋める
    • 必要なこと、アイデアをより早く、よりよくする
    • 責任を共有する
  • DevOpsを成功させるための自動化
    • Sandbox > non-production > productionのパイプラインを作る

まとめ

組織にフォーカスしたセッションでした。抽象的な表現が多く、実践的ではないですが、エンタープライズへのDevOpsを導入するときに考え方やチェックリストになるのではないかと思います。セッションからわかったことは、これを実践するには強いリーダーシップと強いオーナーシップが必要で、課題を見つけ、どう対処していくかというのを強力に推進していくパワーが必要だと感じました。

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